星のパイロット

星のパイロット 星のパイロット (1997年版)

著作者:笹本 祐一,鈴木 雅久
1994年のH-IIロケット初号機の打ち上げを種子島で見たことがきっかけになり、本格的な航空宇宙の取材を開始して、LA周辺の航空施設を取材しました。惑星探査してるJPLや数ある航空博物館も素晴らしかったんですが、印象的だったのが第二次大戦時の飛行機を動態保存してる施設博物館。セスナとムスタングが轡を並べる駐機場の光景に、「おれ、こういうスペオペ書きたかったんだ」と思い出したのです。で、書いたのが本作。戦闘もなにもなし、新人宇宙飛行士が初飛行をするってそれだけの作品です。書いた頃は20年くらい先の近未来のつもりだったんだけど、今読めば10年先くらいには近付いた、かな。
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