犬姫御殿

犬姫御殿

著作者:まつざきあけみ
江戸時代より、「犬神御殿」では代々“犬神様”が憑いた姫が城主を務めていた。跡取り娘の綾の名は、通称“犬姫様”。村人に預言を行い、民の平和を守るのが仕事だったが、ふいに話に上がった町村合併と町長選挙を前に状況が一変してしまう。 「犬神御殿」を壊そうとする者と守ろうとする者。互いの思いが交錯するなか、町長選挙が開かれるが、不審な死を遂げる者や行方不明者が続出しはじめる……。 村に起こった事件とは。そして、綾と犬神様の関係とは?(華麗なる恐怖シリーズ第3巻) 【収録作品】 ・満月奇譚 ・風花幻戯(かざはなげんぎ) ・犬姫御殿 ・名残の雪 ・真夜中の童話
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