白い星座【分冊版】

白い星座【分冊版】 3

著作者:あすなひろし
待っていたバスに乗り遅れ、途方に暮れていた亜紀は、偶然通りかかった車から声をかけられる。運転していたのは亜紀が大学生の時教育実習に行っていた中学校の生徒、ジュンだった。ジュンは見違えるような大人の好青年になっていた。助けられた亜紀はホッとするものの、ジュンと話を続けているうちに何かが変だと感じ始める。寒気までがするようになった頃、ようやく目的に着き、車を降りた亜紀はジュンをお茶に誘うのだが、彼は車から降りられないと言い、また会う約束だけを残して走り去っていった…。
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