釣りバカ放浪記 3
著作者:出井州忍
田舎で一人暮らしの安っさんは少々知能が劣っているものの無邪気で明るい無類の釣り愛好家。自宅近くの川で釣りを楽しんでいたある日、親切な大家の娘、小百合が日本中を絵を描きながら旅をすることを願っているが白血病を患っているため、その希望を叶えられないことを知る。翌日、安っさんは、突然、放浪の釣りの旅へと出る。最初の釣り場で偶然出会った生物学を専攻する女子学生の魚の知識に圧倒されながらも、ますます魚の魅力にのめりこんでいく安っさん。全国を放浪した天才画家、山下清をモチーフに描く釣りバカ愛好記!!