箱庭のサロメ 第4話 親友以上 他人未満
著作者:東雲水生
舞台は星花祭より1ヶ月ちょっと後。夜道を歩きながら電話する女性。「ーーさんのお電話ですか?」「はっ、はい!!」「今から5分程で着きますから事前に鍵開けて貰っていいですか?」「…はいっ!!」そんなやりとりの後、鬼怒川レイは初めて訪れる女性宅の呼び鈴を鳴らす。そして代金を受け取り、浴室へ直行する。翌朝、レイが事務所へ戻ると同僚の鹿子菫がいる。レイは菫に惹かれている…けれど、菫はいつも誰かと親しげに電話している。電話の向こうの相手は…男の人っぽい。彼氏…かな…。彼氏はこの仕事していること、何にも言わないのかな。『箱庭のサロメ』新章突入!!