どす恋ジゴロ

どす恋ジゴロ 巻の四・恋吹雪

著作者:平松伸二
女友達とのセックス最中に、盲腸炎になってしまった藤十郎(高校生時代の恋吹雪)。入院した病院で、稀代の淫乱看護婦・蒲田起利与に出逢った。手術後にも拘らず底なしに求めてくる起利与に閉口する藤十郎だが、藤十郎の母は、女を甘く見ていたツケが回ってきたのだと諌める。彼を相撲にスカウトに来た親方も、相撲の三番稽古に例えて、相手が音を上げるまでやり遂げる事が出来なければ、お前はそれまでの男だと檄を飛ばした。果てしないセックス勝負に挑む藤十郎。後のどす恋ジゴロと呼ばれる原点が、そこにあった。「第十八話 カマキリ」以下「第十九話 恋心」「第二十話 運命道」「第二十一話 恋吹雪」「第二十二話 藤十郎上京」「第二十三話 父と子」「第二十四話 芸の道」を収録。
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