平家物語異聞 碧と緋のアスラ

平家物語異聞 碧と緋のアスラ

著作者:丘辺あさぎ
時代は平安の末。「平家物語」に聞こゆる栄枯盛衰の世――。歌人として名を馳せた西行(俗名:佐藤義清)は若き日、猛る武士(もののふ)だった。時の権力者・鳥羽上皇が集めた精鋭「北面の武士」として同年である平清盛らといがみあい、高めあいながら過ごした青春の一幕。同時に義清は、鳥羽上皇の若妻・得子(なりこ)への恋心を秘めており――。
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