剣の聖刻年代記 5 蒼き宿命の地
著作者:日下部匡俊,撫荒武吉,朝日ソノラマ,伸童舎ワース・プロジェクト
カレグ・カーナの戦いは、デイルとロートの一騎打ちによって幕を降ろす。圧倒的力量の差を持つ仇敵の前に、デイルが選択したのは多くの操兵騎士たちが忌み嫌う暗器を用いた奇襲攻撃だった。師であり父でもあったナーグの仇を討つことと引き換えに、背徳の騎士の汚名を背負い、デイルはカレグ・カーナを立ち去る。一方、カレグ・カーナのはるか南にある孤島スカードでは、ある「魔道の器」を巡る戦乱が起きようとしていた。
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